タンニンとは?【ワイン用語を知ろう!】

ワインの本やサイトを見ていると『タンニン』という言葉を目にすることがあると思います。
“タンニンが多い”、”タンニンが少ない”という風に使われます。
しかし一体『タンニン』とは何のことなのでしょうか。
今回はワインに含まれるタンニンについてまとめてみました!
タンニンとは?
タンニン(tannin)とは、ワインに含まれる『渋み』のことです。
渋みが強いワインは”タンニンが多い”、渋みが弱くさらっとした飲み心地のワインは”タンニンが少ない”という風に使われます。
タンニンを口に入れると舌に強い渋みを感じます。これはタンニンが口内のタンパク質と結合し変性する時に起こるものだと言われてます。
渋みによって舌に感じる痛みは触覚に近いものと位置づけられることもあり、『収れん味』と形容される場合もあります。
タンニンは赤ワインに多く含まれる?
赤ワインはブドウのタンニンを含む皮や種も一緒にして造るため、赤ワインの方が多く含まれているのです。
そして、白ワインにはタンニンが全くない訳ではなく、微量ながら含まれています。
ワインを樽の中で熟成する際に、オーク樽から出るタンニンがワインに浸透するからです。
このようにワインに含まれる “渋み”はブドウとオーク樽によって作り出されているのです。
タンニンはワインのボディを決める要素のひとつ
ワインのボディは、フルボディー、ミディアムボディー、ライトボディーの3つに区分されます。
そして、どこにそのワインが位置づけられるかの基準の一つとして、『渋み』があります。
さいごに
タンニンは、ワインに含まれる『渋み』のことです。
緑茶なども濃く淹れてしまうと、渋い味わいになりますよね。それと同様にワインにも渋みの加減があります。
ボジョレーヌーボーがワイン初心者でも比較的飲みやすいと言われるのは、ボジョレーヌーボーの原料であるブドウが『ガメイ種』というタンニンが少ないものであるからです。
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